新高円寺にライブハウス&イベントスペース、kanademia(カナデミア)さんがオープン♪


高南通りと青梅街道が交わった五日市街道ぞい、新高円寺駅から徒歩1分なのに静かという好立地にこの9月、ライブハウス、カナデミアさんがオープンしました。

カナデミアさんの入り口

 

15ビルというユニークな名前の建物の地下一階がカナデミアさん。

カナデミアさんの入り口から見た高南通りと青梅街道が交わった五日市街道ぞい

 

カナデミアさんの入り口から五日市街道、そして青梅街道を眺めたところ。大通りに近いのに静かなんです。それでは、店内に入ってみましょう。

カナデミアさんの店内

 

うわー、かっこいい~、地上との違いがすてき~な空間があらわれましたよ!席は40席、オールスタンディングだと70人ほどは入れるのだとか!

カナデミアというお名前ですが、” 21世紀のオンガクのメソポタミア=発祥発信地「奏での郷」”を表現したオリジナル造語で、長年大手レコード会社で音楽制作にたずさわってこられたオーナー、中村水青(すいせい)さんの「次世代の新しい音楽を」+「自由に創造できる場所を」=「新人を発掘して世に送り出したい」という強いおもいが込められています。

中村さんはMillionloversという音楽レーベルの主催者、総合プロデューサーとして、これまでも若手を中心としたミュージシャンの育成に努めてこられましたが、今後はより新人の発掘と育成に力を注ぎたいと、このたびライブハウスのオープンを決意されたそうです。

あらゆる機材やデジタルの技術と、歌唱や演奏といった技術、それに、楽曲を発想したり創作する感性。そういった、どちらかというと扉の向こうや個人の中にある世界に触れていたかたが、高円寺という、これまたあらゆる個性や時間が混ざり合った場所を選び、私たちの前に登場したというのは大変興味深いなと思いました。オープンから1ヶ月、お忙しい中村さんにお話をうかがうことができました。

― 現在、音楽シーンにおいて新人が登場する機会というのは限られているのでしょうか?

「若い人が登場する機会が限られていますね。レコード会社も以前と比べると力が弱くなっていて、才能の発掘というよりも、売れているものにさらにお金をかける、という投資になっているようです。」

― そうですか。それでは音楽シーン全体を眺めたとき、面白くないですよね。

「音楽もそうですが、映画もそうで、というかYouTube等で手軽に知ってもらえる音楽よりも、知ってもらえる機会が限られている映画はもっとその傾向が強いと思いますね。だからこそ、ここでは音楽と同じように映画でも新人の発掘が出来たらなと考えているんです。」

中村さんは、映画音楽の制作も担当されていたそうで、そのご経験から、音楽と同じように新人の登場が望まれる映画についても力を注げるよう、この通り、当初からスクリーンを設置されていました。

スクリーンを降ろしたカナデミアさんの店内

 

そんな中村さんの「新人」へのあつい気持ちは、利用料のサービスにもあらわれています。まだまだ試験運営中ではある中、中村さんが「新人」だと判断したかた、グループには「通常のノルマの半分で利用可能」としているそう!

利用料について詳しくはカナデミアさんのホームページ「アーティスト通常ブッキングについて」もご確認ください→ http://kanademia.com/#id76

 

そんなご出演者さんの控え室がこちら。着替えやメイクができるのはもちろん、写真には出ていませんが専用のトイレも手前に設けられてます。

カナデミアさんの控え室

 

また、もちろん気軽にドリンクやフードを注文することができます。

ドリンク、フードを気軽に注文できるカウンター

 

そうそう、出演者のかたばかりではなく、カナデミアさんではスタッフのかたも募集中です!なんでもせんじつはオールスタンディングでいっぱいの70名のかたで盛り上がり、スタッフのかたも大忙しだったとか。「気になる!」ってかたは気軽にお問い合わせくださいね。

「音楽のまち=高円寺」とはよく言われますが、それはさまざまなおもいによってかたち作られ、維持されているのだとそばにあったレスポールギターをながめ興奮とともに感じたわたしでした。カナデミアさんでライブや映画が観たいな~っ!

カナデミア
杉並区梅里1−7−21 15ビルB1
03-5913-9903
カナデミアさんのホームページ

音楽はもちろん、演劇芝居、お笑い(コント、漫才)、トーク、朗読等も相談。出演をはじめ問い合わせは、以下。

お申込み/お問い合わせ
03-5913-9903
または
070-5566-3418(担当 木村さん)
メール: info@kanademia.com

〒166-0003 東京都杉並区梅里1丁目7−21 15ビル


著者について

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