以前このブログでもアメコミのコミックコレクターズさん、アメコミをはじめ海外のコミック専門の漫画喫茶ACBDさん、アメリカのミニカー専門店ウェルラウンデッドさん、そして食べ物ということでは高南通りをはさんで向かい合っているクラブキピオスさんとクラウドナインさんについてお伝えしてきた通り、南口(高円寺中央公園周辺や高南通り沿い)はとりわけ、最近「アメリカン」な感じが強くなっています。
そこにきて、このお店を忘れているんじゃない?!ということで5月1日にオープンしたオリジナルデニムの製造・販売&インポート雑貨販売のlittleworld&flatjeans(リトルワールドアンドフラットジーンズ)さんに行ってきました。
「高円寺が好きで、以前は住んでいたこともあって、高円寺でお店を出したかったんです。」
とおっしゃる代表の森田さん。その願い通りオープンしたお店は、このエリアだからこそとも思える、風景の一部のような違和感のなさ。店長の茅野さんとともに、ていねいな案内をしてくださいました。
ざっと入り口からみて右側に「70年代、80年代のアメリカン・ビンテージ・トイ、雑貨」の数々が並んでいます。生き物のような存在感のグラスやおもちゃに目移りしちゃいます!
なかでも、カリフォルニアには博物館があるという
「スヌーピーやトラックのビンテージ・トイの取り揃えについてはとくに充実」
しているそう。
へー、と、ここで
「古着だと50年代とか古いものも比較的店頭で見かけることもありますが、雑貨やビンテージ・トイだと70年代、80年代と、50年代にくらべたら新しくなるんですね。」
とへらず口をたたいてしまったのですが、
「古着はマーケットが大きいので、古いものも手に入りやすいですが、雑貨やおもちゃのマーケットは小さいですからね。また、使われているので顔が壊れていたりすることも多くて、出回らないものも多いのでしょう。」
と教えてくださいました。すごく納得!
「それだけに見つけたときの喜びは大きいんですよ!」
と、以前ウェルラウンデッドさんでも伺ったことをまた耳にすることができました。
もっとも、入り口近くにはユニオンスペシャル43200Gという60年代の
「全国的にも100台ちょっとでは」
という大変貴重なミシンが置かれています。
そして、入り口から左側です。ミシンといえば
「(デニム生産の本場)倉敷から生地を仕入れて、自分たちで作っています。」
とおっしゃるオリジナル・デニムのコーナーとなっています。
「舞台衣装出身なので、アメカジにこだわりたくない。」
とおっしゃる森田さんから、こんなジーンズが。そのお言葉通り、袴(はかま)を元にした「ハカマジーンズ(25,000円)」でした!これはなんと、映画「キル・ビル」の殺陣(たて)指導をした「剱伎衆かむゐ(けんぎしゅう かむい)」という殺陣パフォーマンス集団とコラボしているのだそう。
右はアメリカンですが左はアメリカンなだけでなく、ちゃんと独自色に染め上げた作品が並んでいるんですね~(本当に「オリジナル・デニム」!)。このコントラストってすてき!
そんなお店のこれからですが、高円寺フェスの高円寺アートミュージアムに参加されるのをはじめ、「洋裁のワークショップ」や「デニムのオーダーメイド」を予定されています。南口がまた楽しくなってきました♪
追記
お値段の目安ですが、グラスが2,500円くらい、スヌーピーが600円から10,000円くらい、デニムがブックカバーで1,200円、バッグで3,800円からとなっています。これってやっぱりリーズナブルですよね?!
littleworld&flatjeans(リトルワールドアンドフラットジーンズ)
高円寺南4-21-2 1F
03-5913-9698
12:00~20:00
littleworld&flatjeans(リトルワールドアンドフラットジーンズ)さんのホームページ
同Twitter
同facebook
東京都杉並区高円寺南4丁目21−2