先日、惜しまれながらこの1月いっぱいで閉店することが決定したボナセリーナさんに行ってきました。
すぐそばにあるボンジョリーナさんの姉妹店として、その赤いドアからも
隠れ家のようにあたたかい雰囲気を放っているお店という印象でしたが、実際にドアを開けると・・・
もちろんイタリアンであることは分かっているのですが、
その決して広くない店内が10数名の陽気なお客さんたちでいっぱいになっている様子に、
ふと昔観たアイスランドの映画「コールドフィーバー」のワンシーンを思い浮かべていました。
そして、この日の高円寺の体感気温といえば、私にとってはまさにアイスランド、
その陽気な中に交じりたい!っと飛び込んでいました(笑)。
「いらっしゃいませー!あ、全然そんな感じでオーケーですよ!」
この日はボンジョリーナのオーナーさんもカウンター内にいらっしゃり、
興奮気味の私に、そうやさしく声をかけてくれました。
はー、あれもこれもとあせらず楽しまなくっちゃ・・・!
と、あえて最初はビールを注文することにしました。
「はい、オーケー!」
全部おまかせにしちゃいたーーーい!って思えるような気持ちの良い返事が
すぐに返ってきたのに続いて、
ジャーーーンッ!
ワインのようなビールが登場しました(笑)。
Buono(オーノーじゃなくてブオーノーーーッ!) おいしいーーー!
調子に火がつくところは、イタリアン・レッドに負けていません。
ガメイという赤ワインが登場!
ふふっ、もちろん、そう
Buono(ブオーノーーーッ!)
そして、そして、骨付仔羊のロースト。ありがたき幸せ!
はーっ、おいしいーっ!
もはやイタリア語で言いあらわす必要もない、「おいしい」というシンプルな言葉が全身をかけめぐります!
空いたグラスが私を照らします(笑)!こうなれば、もちろん、感謝の気持ちとともに、
ワインを注いでもらうことしか浮かびません!
うーーーん、大満足!濃厚って、芳醇ってこのことだわ!
とってもボリュームのある骨付仔羊のローストを食べ終え、ワインで心を洗いながら、
あ、そーだ、
「なにか軽めのものを」
と注文、イッツオーライ!な合いの手で、待つこと数分、登場したのは、
茄子のおひたし!
いちふじ、にたか、さんなすび、じゃないですが、2月はおろか3月くらいまで絶好調!と約束されたような
この充実感!
ううっ、もっとはやく、もっとはやく来るべきだったーーーっ!
感動とごちゃごちゃに交じりながら押し寄せる後悔から、涙目になっていると思った私はちょっと離席・・・。
ん?・・・ん!!!
みると、目の前には、とっても個性的でかっこいい、ワイン専門店など他店さんのカードがずらり!
目の保養になるような光景!
なにより、こうした心遣いがすてき!
そうだ、つぎはこの中のお店からだな、行ってだなー、ふむふむ・・・。
おっと、目の前にはボンジョリーナさんがあった!
ちゃんと目を開けないとね!
自分で自分のことを仔羊みたいに思ってるひまなんかないんだわ!
気がつけば泣くかわりに、イタリアの牛よろしく、モーッっと鳴いて闘志を燃やす私でした(笑)。
高円寺北3-21-19 ライオンズマンション1F-D
03-5356-7993
高円寺北3-22-8 2F
03-6383-0790
HAPPY!高円寺、読んでます。
ハッピー君がかわゆいです。
実は最寄駅は高円寺でなく中野ですが、高円寺に買い物に来ることが多くて店にあると
もらっています。
最近の表紙のイラスト版ハッピー君もかわゆいですね。
毎月の特集もよいですが、
来て見ていい街!高円寺がけっこう好きです。
このコーナーは偶数月に掲載されてますよね。
今回のバレンタインの詩は、面白かったです。
1周年を通り越していくときの女性の気持ちに共感です!!
沢を探していってみます!
次回も楽しみ!
奥ちゃんさん、うれしいコメントありがとうございます!大変励みになります。
表紙もイラストの3人のキャラクターの明るさと街やお店の暖かみがうまく組み合わさるように
最近変更していましたので、このようなご意見が本当にうれしいです。
「来て見ていい街!高円寺」の作者にもさっそく頂いたご感想を伝えますね!
よろしければ沢さんや高円寺のお店のご感想も教えて下さい。
「特集」でもぜひ参考にしたいなと思っております。今後ともよろしくお願い致します。