気になる♪などと歌いながらでも良かったのですが、むしろもっとなんのきなしに高円寺を歩いていたら、目に留まったのがこちら、まちのでんきやさん。
いわゆる量販店ではないこのようなお店が、高円寺にはたくさんありますよね。そして、店名には、このように例外もありますが、だいたいお店のご主人のものなのか、人の苗字が付いているパターンが多いように思います。もっと共通するのは、その苗字の後には、漢字の「電」が続いていることでしょう。
おや?ここでまた目に留まることがあります。それは、電器、電機、電気・・・。同じ電が付いた「でんき」でも少なくてもこの3種類があるということです。もちろん、電が付くものには他にも、電化とか家電もありますが、もう、この3つ、3兄弟のような「でんき」が気になってきました。
外から戻るやインターネットで検索してしまったのですが、中でも興味深かったwikipediaを思い切りはしょると次のようなことらしいです。
・まちのでんきやさんであれば、元々は電器屋さんと器を使うものと考えられる。
・電気店、電機店は既にたくさんあるので間違いではない。
なんかいいなと思いましたよ。要は正しいことばかりが正しいわけではなかった?みたいなことでしょうか。もっと正しいというか間違いないなと思ったのは、お店の人もお客さんや近所の人も、これらの「き」という漢字が、別の2種類のうちどれかの「き」にある日突然入れ替わったら、違和感を覚えるだろうなということでした。そして、それぞれの「き」は読むための字であるだけでなく、見るための字でもあるのかな?本当に、あの「樹」のように、店名には年輪というか時間が流れているのかな?と思いました。