あのチモールさんが復活!


中通りの抱瓶さんに向かって伸びるこみちを通っていると、どこかしら懐かしい感覚を覚えるこんな看板が。

チモールさんの看板

 

シンプルですが、住宅地の中でひときわ異彩を放っています。この白いあかりを見ていると、ああ、” 真夏の高円寺、彼方(かなた)に浮かぶ朝焼け” ってコバルト・アワーな時間が流れている気がして、引き込まれるように中へ。

チモールさんのカウンター頭上

 

はっきり言って、こんなのあるの~?!ってものがいたるところに、生活用品のように並んでいますw

チモールさんの壁

 

はいこの通り、一目りょう然でした。

あえて、うきうきするこの気持ちを、うまく言えたことのないこの気持ちを表現するなら・・・アは(荒井由実さん&)RCサクセションのア、イは忌野清志郎さんのイー!レはレモンのレー!って感じ♪

「・・・いらっしゃいませ」

ボソボソっと声をかけてくれたマスターの声で我にかえりながら、当然のようにカウンターに着席すると、ゲリラ豪雨に負けない勢いで質問をしていました(マスター、ごめんなさいねw)。

質問と回答のやりとりは(内緒♪)ここでは省きますが、大切なことを一つ紹介すると、このチモールさんはあくまで
「RCサクセションや忌野清志郎を好む人が多くやって来られますし、希望があればいろんな秘蔵音源や映像もお流ししますが、けっこう幅広い音楽を楽しめる場所」
なんですね!ここ、大事だと思うんですよ。

そんな器の広い函館出身のマスター、ツトムさんは7年前にこの場所でチモールをオープン後、多くのファンに恵まれつつも3年前にいったん閉店、そしてこの6月末また復活なさったそう。

淡々としたその物腰に、清志郎氏を思い浮かべる人も・・・というと、おだてているように思われるかもしれませんが、淡々としていながらも、やわらかく優しい雰囲気がずっとただよっていて、そうか、マスターはあの入り口の看板にも似ているかも?!って思いました。ときおりその表情に浮かぶ、はにかんだような笑顔がステキなアクセントになっているマスターです(ちょうど良いたとえが高円寺にもゆかりが深いバンドの映像に見つかりました。それはまさにこの3:40~3:48の笑顔なんです)。

そんな勝手な印象はともかく、決して広くはない店内に、何回通っても発見がある、それはまさしくあの音楽たちのよう、そんな拡がりのある時間を初回から確信したわたしです。

「初回なのに、” あの” ってタイトルは変では?」
そう思われた方、するどいです!でも、この「あの」は「アの」でもあって・・・そう、もうお分かりですね、アは荒井由実さん&RC・・・ってもういいですね(笑)!

 

チモール(THYMOL)
高円寺北3-21-10
チモールさんのツイッター
20:00~4:00
日曜定休

東京都杉並区高円寺北3丁目21−10


著者について

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