高円寺で津軽三味線尺八ライブを観たよ!


 

編集部スタッフです。

先週の高円寺フェスのおかげで、11月も元気で過ごしております。

開催を支えてくれたみなさん、来てくれたみなさん、

あらためてありがとうございます。ありがとー!

 

そんな元気をくれた高円寺フェスですが、じつは私、

初日27日にも、ゆるキャラ®まつりを終えたあと、

興奮冷めやらぬまま、先日ご紹介したルック商店街のMiadさん

開かれた津軽三味線尺八ライブに行ってきたんですね♪

で、またまた元気になっちゃいました(笑)。

ようやく冷静さも出てきたので、当日の様子をレポートしてみます。

 

・     10月27日 20:20すぎ

 

高円寺フェスのおかげか、あっという間に、

気付けば純情商店街からひとっとびのように

ルック商店街に到着していた編集部スタッフ、

 

ん?あっ!

 

ヒュー、ピャラ、パンパンチャッラ、ヒュルールー、チャンチャン♪

 

2階のMiadさんから迫力ある、

リズミカルな尺八と三味線が交じりあった音色が

爆音で通りに流れていました(笑)。

 

すごい存在感です。

 

かっけー、でもなんか痛快で笑えるー!

 

この日、19:30からと20:30からの二回構成となっていたのですが、

間に合って良かった!

2階に上がると、20人位のお客さんが、

第一回の演奏の終わりにくぎづけとなっているのが分かりました。

 

 

津軽三味線・・・ピエール小野さん

 

尺八・・・松本宏平さん

 

 

本日の主役のお二人とのことです。控えに戻られました。

 

そして待つこと十分あまり、

すこしおして、いよいよ第二回目が始まります。

まず、

 

「津軽出身ではありません。」

 

という松本さんの尺八ソロでした。

リラックスしはじめていた空間に、いっきに緊張がはりつめます。

耳というよりからだで聴いているというのにふさわしい、新鮮な体験!

 

松本宏平さんの尺八

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「津軽は自然環境も独特だから、

みんなに聞こえる信号として、

このような尺八が発達したのでは?」

 

というコメントになるほどと思う間もなく、

 

「尺八といっても虚無僧だけじゃありません。」

 

と披露されたのが、美空ひばりさん「りんご追分」。

りんごの栄養、ぜいたくー!

 

そんな松本さんの尺八に続いて、こんどは三味線のピエール小野さんです。

津軽五大民謡というのがあるそうですが、その中でも

 

「三拍子で明るめというのはめずらしい。」

 

という「津軽あいや節」が始まりました。

 

ピエール小野さんの三味線

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロックの早弾きにも似た、それでいて、ドラムのような、

心臓の響きってじつはこんなんじゃないのかな?

っていう迫力のある演奏が続きます。

 

ビブラート、チョーキング、ハンマリング、プリングオフ、プリングオン・・・

ロックだといえば、ロックだな!とうっとりしちゃいました。

 

そしてあっという間に、最後にお二人のセッション、

「よさこいソーラン節」となりました。

 

松本宏平さんとピエール小野さんのセッション

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがもう、まるで人生そのもの、

というのもおおげさでない、

水の流れのような、

竜が空に登っていくような、

若い季節から、熟した大人の季節へと動く様子を含んでるかのような

そんな演奏でした。

 

サービス満点のお二人は、

アンコールの「はながさ音頭」で全員の手拍子でしめたかと思いきや、

終わり近くに来られたお客さんのために、さらにもう一曲、

こちらは完全に即興の演奏を披露して下さいました!

 

Miadさん、そして、高円寺自体がもう、

こうしたうれしい即興にあふれた演奏者なのかもしれませんね♪

 


著者について

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