昨日はハッピーくんとずーっといっしょだった編集部スタッフ、
昼は駅前で、たくさんの人たちに完成したばかりの「HAPPY!高円寺8月号」
をお渡しし、夜からは高円寺中学校での第5回高円寺老舗盆おどりに
参加してきました。昼はお日様の暑さが目立っていましたが、夜はその
暑さが残る中、さわやかな熱気が校庭中にあふれていて気持ちよかったです。
高円寺中学はヱヴァンゲリヲンの舞台のモデルというのは、
わりと有名な話らしいのですが、そういう風に
何かの参考となるのも納得するくらい、校門をくぐったとたん、
なんかいいな!という開放感やときめきを覚えました。
そしてとにかく広い空!
スタッフとハッピーくんが参加したのは、夜7時すぎでしたが、
ずらっと並ぶちょうちんの明かり、その上には、昔の古い家にあった
白熱電球のようなお月さま、
そして、とんぼのように行き交うジェット機の光が
輪になっておどる人を照らしていました。
あ、照らすだけでなく、眺めていたのかもしれませんね。
それくらい、みんなもまた輝いていました。
なんか、月を電球と思えば一家だんらんのような光景に、ジーンとしました。
暑く熱気があるけど暑苦しくなかったのは、さっきも言いましたが、
さわやかだったからだと思います。たくさんの自然な明かりに包まれていました。
すぐに、主催共催の商店街のみなさん、それに参加者のみなさんのはからいで、
やぐらに上げてもらったハッピーくん、たくさんのこどもたちといっしょにおどりました。
こどものたたく太鼓の音も気持ちよかったです。
高円寺音頭、「月が出た出た♪」でおどったのち、
宮城出身の歌手ちばゆきさんによる「ふるさと」。
そして予定にないあいさつが続きます。
「みんなが元気でいれば被災した人にも絶対に通じると思います。」
「まちの活気を見て、嬉しく思います。」
歌と同じように、参加したみなさんが一体感を覚える言葉だったと思いました。
さて、盆おどりも終盤に近付くなか、ハッピーくんの前には、ずーっと
つぎつぎにこどもたちが登場して、あいさつや握手を交わしてくれました。
おかげで、ハッピーくんも夏バテなんかせずに元気で夏を楽しめることでしょう。
こどもたちの元気は、まわりを明るく、そして、まわりも元気にさせて、
素晴らしいなと思いました。
なごりおしい時間でしたが、とうとう最後のおどりのあと、片付けのあいさつとなりました。
「ここは学校です。学校にごみが落ちていてはいけません。」
「小さなこどもたちがもう片付けてくれています。おとなの人は見本になりましょう。」
そうか、盆おどりはみんなの授業というか、みんなの学校なんだと思ったりして、
盆おどりが高円寺中学校であってよかったと思いました。
中学校のこの校庭が広いことも、空が広いことも納得して、会場をあとにしました。
商店街のみなさん、たくさんの参加者のみなさん、ありがとうございました。
また、来年に向けて元気で過ごしたいですね。